戦後、我が日本国は高度成長期をたどり、モノを大量に消費し、そして、大量に処分し続けて参りました。
住宅で言えば、
「スクラップ&ビルド」といった形で建てては壊し、そして、その廃材はすて続けてきたのでした。建築用の木材で言えば、100年経って育った木材を新築後わずか、20年程度で取り壊し、そして、捨て続けていたのでした。資源は決して、無限ではありません。木材もその例外ではありませんよね。弊社は長い間、木材にまつわる事業を行ってまいりました。そして、そんな、まだまだ、使える立派な木材、いわゆる、
古材を再生してもう一度、新たな命を注入すべく
古材事業を営んでいます。
木材は決してそう簡単に、命を絶ちません・・・。
100年かかって育った木は、100年かかって、そのお家で、構造体として、立派にその任務を果たすのです。
その100年でじっくり天然乾燥で、木は乾いてゆくのです・・・。
そうです。木は乾燥すればするほど、強くなるのですから・・・。
そして、3度目の木の命・・・。
そう、
「古材」となって、
新たな「お家」や「レストラン」や「カフェ」等の店舗に使われ、新たな命を宿すのです・・・。
昔、私の祖母は口ぐせの様に言っていました・・・。
京言葉で
「始末する・・・。」
それは、
「無駄遣いせず、節約して大切に使うこと・・・。」
先人達はたくさんの大切なことを教えてくれました・・・。
しかし、現代を生きる、私たちは、大量消費の時代の渦の中、本当に大切なことを忘れてはいないでしょうか・・・?
私は、時代の移り変わりと共に取り壊される、
京町家や古民家の古材を買い取りさせて頂き、そして、木材商として、再度使えるものを細かく吟味し、再生させるビジネスをここ、京都で始めました。
今では、
店舗を中心に古材を積極的に使っていただける様になりました・・・。
古材は決して捨てるものではありません・・・。
私は
「古材」を
「古財」として再生させるのが当社の責務だと思っています。
古材に関する事は、
お気軽にご相談ください。
当社は、永年に渡り、木材に関連する事業を行って参りました。そして、これまで、一貫して、新しい木材のみを販売してきました。 ある時、こう思いました・・・。
「古い木材は一体、これからどうするんだ・・・?」
私たち木材商は、
「大工さんや工務店さんに、売るだけ売ればもう終わりなのか・・・?」
「いや、環境問題が叫ばれる中、それではいけない・・・。」
「私たち、木材商の人間だからこそ、その古材に再度新たな命を見出し、その行き先を探すお手伝いをするべきではないのか・・・?」
そうして、自問自答の日々が続いたのでした・・・。
お家の建て替えに伴って、もともとのお家を解体される方から、直接そのお家の古材を買い取りさせて頂き、そして、それをまた、
新たなオーナーの元へとお届けする、マッチングのお仕事です・・・。
その買い取った、古材が新たなオーナーの元へ巣立ってゆく瞬間は、何とも嬉しく切ない思いでいっぱいになる瞬間でもあるのです・・・。
